予防歯科(保守)PREVENTION & MAINTENANCE
生涯をご自身の歯で過ごすために
いつまでも食事を自分の歯で
近年耳にしたり、目にする機会が増えましたが、8020(ハチマルニイマル)運動をご存じでしょうか。超高齢化と言われる現代社会の中で、充実した生活を送るために「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という趣旨で始まったこの運動ですが、たった4桁の数字の中に、私たち歯科医の想いがぎっしりと詰まっています。
20本以上の歯があれば、食生活にほぼ困ることがないと言われており、生涯を通じて健康な歯を保つことが、お口まわりだけに限らず、様々な面での健康や充実した毎日を送るためには、とてもは大切です。

痛くなる前に一度検診を

皆さんにとって、歯医者に行く目的は何にでしょう?
「治療をする」ため・・・それも一つの理由でしょう。
でも、歯科クリニックの役割は、時代とともに変化しています。
- むし歯を未然に防ぐため
- 歯を削らないため
- 歯を抜かないため
- 痛い思いをしないため
- 健康な歯でいるため・・・etc.
歯科クリニックの役目は、患者様の意識の変化とともに、進化しています。
実際にある統計では、現在では定期検診に行く人は6割を超えているとの報告もあり、ひと昔前にくらべると確実に口腔内ケアへの意識は、格段に高まってきています。
これからは、痛くなってから慌てて歯科に行くのではなく、痛くなる前、ひどくなる前から一緒に予防/メンテナンスを実践していきませんか?
歯周病について
歯ぐきの腫れや出血は、歯周病のサインです。
いわゆる歯周病の可能性があります。 最初は、歯ぐきから少し血が出たり、むずがゆくなったりといった軽い症状ですが、しばらくすると歯ぐきからの出血や腫れる頻度が高くなっていきます。また、口の中が臭くなったり、膿の味がするようになったり徐々に症状は悪化していきます。
これは骨が少しずつ溶けてきているためです。 最悪の場合は、ある日突然、物を食べている時に自然と歯が抜け落ちてしまうこともあるため、非常に危険です。 検診では、むし歯だけでなくこのような歯周病についてもしっかり調べることができます。
歯周病の進行
歯周ポケットが3mm以下

初期の状態で、歯周ポケットはまだ3ミリ以下です。「歯肉炎」と呼ばれる状態で、歯肉のかゆみや違和感、歯磨き時の出血などがあります。一方、歯槽骨へのダメージはまだ見られません。
歯周ポケットが3mm以上

歯周ポケットが3ミリよりも深くなって、「歯周炎」にいたります。歯を支えている歯槽骨もダメージを受け始めており、骨が減ることで歯肉も下がるので歯が長くなったように見えます。また、歯根が露出するので冷たいものがしみる症状も始まります。
歯周ポケットが6mm以上

歯周ポケットが6ミリを超えており、歯を支える歯槽骨もかなり減っています。そのため、歯のぐらつきを感じるようになり、次第に食事に支障が出ますし、膿が溜まることから口臭もきつくなります。ぜひ放置せずに、早めに治療を受けましょう。
定期検診を習慣に
歯周病は少しずつ進行しますが、やがては歯を失うことになる疾患です。重症化するほど治療しにくいですし、歯周組織も破壊されていくので、早めに適切なケアを受けて発症させないことや、軽症のうちに治療することが重要です。
当院にお越しいただければ、まず検査で状況を確認できますし、プロならではのクリーニングや予防のための歯みがき指導なども行います。大切な歯を維持するためにも、3~4ヶ月に1回程度は検診をご利用ください。

ご家庭とクリニックでできること
ご家庭で
歯ブラシ

自分ではしっかりと磨けているつもりでも、実際には磨き残しができてしまうものです。歯科医院での指導を受け、自分に合った歯ブラシで正しい歯みがきを行いましょう。
デンタルフロス

デンタルフロスは歯みがきの補助的な道具ではなく、歯みがきの必須アイテムです。当院では、患者さんの歯列に応じたフロスや、適切な使用法をご指導します。
歯みがき粉

歯質を強化したり、むし歯の発生と進行を防ぐ働きを持つフッ素。そのフッ素を含む歯みがき剤を使用し、歯みがきをより効果的なものにしましょう。
歯科クリニックで
クリーニング(PMTC)

PMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)は、専門の器具で磨き残しや、ハブラシではみがけない歯と歯ぐきの隙間まで、お口の中をきれいにします。汚れがつきにくくなり、歯本来の白さが戻るため、エステを受けている感覚です。
スケーリング

歯周病の原因となる細菌がつまった「歯石」を専門の器具を使って徹底的に除去します。
ブラッシング指導


